| DTX-COAX 同軸測定アダプター 同軸ケーブル・リンクを迅速かつ容易にテスト
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- 概要
- 特長
- モデル
- 仕様
DTX-COAX 同軸測定アダプターは、DTX ケーブルアナライザーに装着することで、旧式のデータ・ケーブル・リンク (10BASE-2 イーサネットや 10BASE-5 イーサネットなど) を含む同軸型のケーブル・システムや、ビデオ配信用の同軸ケーブルをテストすることができます。あらゆる 50/75 Ω 系の同軸試験が可能となります。本体、リモート用のアダプターがセットになっており、DTX-1800 で使用した場合、900 MHz までの挿入損失測定が可能です。ツイスト・ペア・ケーブルの場合と同様に TDR 機能が利用できるため、同軸配線システムの不具合箇所の探索にも有効です。ケーブル・インピーダンス
ケーブル入力インピーダンスは、旧式のイーサネット・システムで使用する 75 Ω ケーブルや 50 Ω ケーブル、または 93 Ω ケーブルなどの適切なタイプの同軸ケーブルとして、ケーブルを特性付けます。 さらに、同軸ケーブルテスターは時間領域反射測定 (TDR) テストを実行し、リンクにおいてケーブルにインピーダンスの大幅な変更がないことを確認することができます。 このようなインピーダンスの不連続性は、信号伝送の品質において、重大な問題の原因ともなります。
伝搬遅延
伝搬遅延は、信号がケーブル・リンクの一端から反対側まで伝送するのに必要な時間の測定です。 ケーブルの電気的信号の速度を示すケーブルの NVP が、伝搬遅延をリンクの「電気的な長さ」に変えるのに使用されます。 NVP の正確な値が判っていれば、正確度が向上し、電気的な長さは物理的な長さとほぼ近い値になります。
挿入損失
DTX 同軸テスト・アダプタを使用することにより、DTX-1800 は同軸ケーブルの挿入損失を 1~900 MHz の周波数レンジにて測定することができます。 DTX-1200 は同軸アダプタを使用して、挿入損失を 1~350 MHz の周波数レンジにて測定することができます。 テスターは LinkWare ソフトウェアを使用して、PC でアップロードし、保存できるスウィープ図を保存します。
| DTX-COAX | DTX 同軸測定アダプター |
23 ℃ の環境下による
| 入力コネクター | F 型コネクター (オス)、付属の BNC 変換アダプターを使用することで同軸ネットワーク・ケーブルへの接続も可能 | |
| テスト可能な ケーブル・タイプ |
同軸ビデオ・ケーブルおよび同軸ネットワーク・ケーブル | |
| 長さ | レンジ:800 m (リモート接続あり、またはリモート接続なし) 分解能:0.1 m 確度:0 m ~ 150 m : ±(2 % + 0.3 m)、150 m ~ 800 m : ±(4 % + 0.3 m) |
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| 伝搬遅延 | レンジ:4000 ns (リモート接続あり、またはリモート接続なし) 分解能:1 ns 確度:0 ns ~ 750 ns : ±(2 % + 2 ns)、750 ns ~ 4000 ns : ±(4 % + 2 ns) |
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| ループ抵抗 | レンジ:0 Ω ~ 530 Ω 分解能:0.1 Ω 確度:±(1 % + 1 Ω) |
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| 挿入損失 | 周波数レンジおよび分解能: | 1 MHz ~ 31.25 MHz : 125 kHz 31.5 MHz ~ 100 MHz : 250 kHz 100.5 MHz ~ 250 MHz : 500 kHz 251 MHz ~ 900 MHz : 1 MHz (DTX-1200, DTX-LT は 350 MHz まで) |
| 信号源/負荷のリターン・ロス (代表値): (75 Ω 基準インピーダンス) |
1 MHz ~ 300 MHz : 20 - 12.5 log(f/100), 20 dB 最大 300 MHz ~ 900 MHz : 14 dB (DTX-1200, DTX-LT は 350 MHz まで) |
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| ランダム・ノイズ・フロア (代表値) |
90 dB | |
| 特性インピーダンス | レンジ:45 Ω ~ 110 Ω 分解能:1 Ω 確度:±([75 Ω - 測定値] の 5 % + 5 Ω) |
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| HDTDR | レンジ:350 m (リモート接続あり、またはリモート接続なし) 分解能:0.1 m 確度:0 m ~ 150 m : ±(2 % + 0.3 m)、150 m ~ 800 m : ±(4 % + 0.3 m) |
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