メタル LAN ケーブルの試験と最新のケーブル・テスターおよびテクニカル情報: 基本知識

 

ケーブル・テスター選択の基本知識
 ケーブル・テスターを選択される前に、備えておくべき基本情報をご紹介いたします。
glay-line
1. ケーブル・テストとは? Versiv value Promotion
2. ケーブル・テスターには、どのような種類がありますか?
3. 認証試験は、具体的に何をするのでしょうか?
4. ケーブル・テスターでパッチ・コードの試験もできますか?
 
 1. ケーブル・テストとは?
  ケーブル・テストの目的
  glay-line
  ケーブル試験を行うことで、配線性能が規格を満足するのか、どこで障害が発生しているのか、が明らかに!
  glay-line
  一般に構内 LAN 配線やデータセンターに使用されるケーブルは、メタルの対撚り線や光ファイバー配線が使用されます。ケーブル・テストでは、この情報配線システムに使用される配線ケーブルの物理的な伝送特性を測定し、配線が正しいかどうか、あるいは、仕様、あるいは、規格に定めた伝送性能を満たすかどうかを試験します。
  glay-line  
  ネットワーク性能の進展とともに、それをサポートする情報配線インフラの性能要件も進化しています。 配線技術者は、ケーブル・テストを行う際に、これらの性能要件を規定する配線規格に精通し、配線の敷設、試験、トラブルシューティング、および性能が規格に適合しているかどうかを確認し、その試験レポートを作成するまでのプロセスに精通しておく必要があります。

規格の適合性と障害診断

ケーブル試験

  glay-line
  ケーブル・テストの最新動向については、こちらからご覧いただけます

 

 2. ケーブル・テスターには、どのような種類がありますか?
 
テスターは、どのクラスのものを選択すべきかを知ることは重要です。
用途に応じて、次の 3 つのタイプがあります。
 
  glay-line  
  規格に入っていることを証明するためのテスター

認証、検証、検査

  認証用テスター:DSX-8000 / DSX-5000 CableAnalyzer™
    新規の配線システムや既設のネットワークの移設・増設・変更に伴う試験で、配線システムとして、配線仕様に規定された規格性能に入っていることを証明して、最終ユーザーにレポートを提出するためのテスターです。
  glay-line
  すでに敷設されている配線システムの性能・動作の確認用テスター
  検証用テスター:CableIQ™ 配線検証テスター
    ネットワーク工事業者・保守業者あるいはネットワーク・オーナーの管理者の方が、既に稼働しているネットワーク・インフラが目的とするネットワーク・スピードに対応しているかをチェックしたり、障害時配のトラブルシューティングや配線チェックなど保守用に最適なツールです。
  glay-line
  配線が正しいかどうかのチェック用テスター
  検査用テスター:MicroScanner2 ケーブルビューアー
    工事現場、あるいは日々のネットワークの運用管理で、ケーブルの不具合が見つかった時の配線確認のための簡易チェッカーです。配線の他、長さも測定できるものもあります。
  glay-line
 

以上のように、用途に応じたツールの選択を行う必要がありますが、フルーク・ネットワークスはこれらすべての用途に応じたケーブル・テスターを取り揃えています。

詳しいテスター/ケーブル・テストの種類 -- 認証、検証、検査の違いについての詳しい説明はこちらからお読みいただけます。

 

 3. 認証試験は、具体的に何をするのでしょうか?   ヒントミニ情報
   

 

配線規格:
 公共機関の建築工事に関する仕様書を作成する場合、多くの場合国土交通省による公共建築工事標準仕様書がベースにされており、そしてその構築システムの特殊性に応じて内容を修正・加筆するという方法が取られています。

また、この公共建築工事標準仕様書では、JIS においてすでに決められている仕様があれば、JIS の内容にしたがうことを基本としています。 そのため、LAN の配線規格については JIS X 5150 構内報配線規格が仕様書の中で多く用いられています。(詳細は、情報配線の試験要領書~作成の手引き~「11. 情報配線規格に基づく配線の構成」参照)

情報配線の試験要領書
情報配線要領書イメージ

 

その他、知識の向上および仕事に役立つ技術情報を提供しております。

  認証試験:性能が本当に規格を満足しているかどうかを知ることができ、それが証明できます!
  glay-line
  "合否判定とレポート提出が必須条件です"
一般的に、メタル配線では、長さ、ワイヤーマップ、挿入損失 (減衰)、近端漏話 (NEXT)、DC ループ抵抗、および反射減衰量 (リターン・ロス) 等が、また光ファイバー配線では、損失、配線長を測定します。そして、その結果は規格に適合しているかどうかの合否判定その結果のレポートの提出が必須となっています。
   
  この一連の測定・試験結果に対する合否判定とレポート作成を認証または認証試験と呼びます。詳細は、「情報配線の試験要領書~作成の手引き~」でご覧いただけます。

ダウンロード・ボタン

   
 4. ケーブル・テスターでパッチコードの試験もできますか?
   
  チャネル・アダプターを使ったパッチコードコード試験は、正しい測定ではありません。専用のパッチコード・アダプターを使って測定する必要があります。
  glay-line
 

パッチコードコードは、配線システムの構成定義である「パーマネント・リンク」、および「チャネル」の内、後者の配線システムの一つの構成要素です。そのため、チャネル試験を行い合格になった後に、性能を満たさない 別のパッチコードを接続すると、結果としてチャネル全体が性能を満たさなくなります。パッチコードの試験規格は、通常の配線システムの試験とは別に定められており、専用のパッチコード試験用アダプターが必要となります。

DSX-5000 ケーブル・アナライザーにはオプションでパッチコード・アダプターが用意されております。

   
 

パッチコード試験の詳細については以下のアイコンをクリックしてください。