概要
多くの企業では、ネットワーク機器のアップグレードに多額の費用を使っていますが、ケーブル配線にはあまり注目していないものです。ケーブル配線がうまくいかなければネットワークは動作しないことを考えると皮肉な現状といえます。LAN 障害の 50% はケーブル配線の問題が原因であるとする見方もあります。
その結果、ネットワークのダウンタイムが発生し、生産性の低下、リソースの未活用、収益の減少などにつながります。ネットワーク管理者として、ケーブル配線への投資から最高のパフォーマンスを得て、障害が発生した場合は素早く検出する方法を理解する必要があります。ケーブル敷設者としては、ケーブル配線敷設や適合技法において最新の技術と知識を備え、変化する国際規格に適合することが必要です。
ネットワークの進化に伴い、それをサポートするケーブル配線インフラストラクチャーの要件も変わります。新しい規格が絶え間なく開発され、銅線およびファイバーの敷設、テスト、トラブルシューティング、認証に関するガイドラインが制定されます。10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T のいずれにしても、これらのテクノロジーを実装する際に、特定の要件と落とし穴の可能性を知っておく必要があります。10GBASE-T の登場により、ケーブル配線の最新の開発状況を理解することがますます重要になっています。
スクリーンされていない既存のカテゴリー 6/クラス E の 55 m を超えるケーブル配線チャネルは、10GBASE-T のエイリアン・クロストーク要件を満たさない可能性があります。拡張カテゴリー 6 (Cat 6a) と接続ハードウェアーを定義するため、新しい規格を開発中です。この新しいケーブル配線規格は、100 m までの 10GBASE-T チャネルを完全にサポートするように定義されています。この新しい規格について詳しくは、ソリューション・センターの「対撚り線ケーブル配線を介した 10 ギガビット/秒 Ethernet への移行」をご覧ください。
ケーブル配線の基本ソリューション・センター製品とリソースのリンクを活用すると、規格の概要、ケーブル分類システム、測定テクノロジー、アプリケーション情報などを調べることができます。生産性の向上、最新情報の把握、組織へのより高い価値提供にお役立ていただけます。